年末年始の旅行や帰省は、動き出しが1週間遅れるだけで交通費と宿泊費が数万円変わる時期です。9月末の今なら、まだ選べる選択肢がたくさん残っています。
実は、2026〜2027年の年末年始は曜日の並びがよく、12月26日(土)から1月3日(日)まで最大9連休を組める年です。そのぶん予約の競争も早く始まるため、いつ何を押さえるかを先に決めておきましょう。
年末年始2026-2027のカレンダーと混雑ピーク
2026年12月28日(月)を仕事納めにする会社が多く、一般的な休みは12月29日(火)〜1月3日(日)の6連休です。28日に休みを取れれば、26日(土)からの9連休になります。
| 日付 | 曜日 | 交通の混雑目安 |
|---|---|---|
| 12月26日〜27日 | 土・日 | やや混雑(早めの帰省・旅行が出発) |
| 12月28日 | 月 | 夕方以降に下りが混み始める |
| 12月29日〜30日 | 火・水 | 下りのピーク |
| 12月31日〜1月1日 | 木・金 | 比較的空いている |
| 1月2日〜3日 | 土・日 | 上りのピーク |
| 1月4日以降 | 月〜 | 落ち着く(宿泊料金も下がり始める) |
例年、帰省ラッシュの下りは29日〜30日、Uターンは2日〜3日がピークです。逆に言えば、大晦日と元日の移動は意外と空いており、席も取りやすい傾向があります。
新幹線・航空券・ホテルは「いつから」予約できるか

交通手段ごとに発売のタイミングが違うため、時間帯別のスケジュールで整理しておくと取りこぼしが減ります。
| 手段 | 予約開始 | 年末年始のポイント |
|---|---|---|
| 新幹線(エクスプレス予約・スマートEX) | 乗車日の1年前から申込可(座席確定は1か月前の8時以降) | 早めに申し込めば希望列車を確保しやすい |
| 新幹線(えきねっと・窓口) | 乗車日の1か月前の10時 | 事前受付を使えば発売と同時に手配 |
| ANA・JAL国内線 | 搭乗日の約1年前(355日前)から | 早期購入型運賃は早いほど安い席が残る |
| LCC | ダイヤ発表後、各社順次 | セールは年末年始が対象外になることが多い |
| ホテル・旅館 | 施設により半年〜1年前から | 大晦日泊は秋のうちに埋まり始める |
新幹線の「1年前予約」は座席の位置を選べない
エクスプレス予約・スマートEXの1年前予約は、仮のダイヤで列車を申し込み、乗車1か月前の8時以降に列車番号や座席番号が確定する仕組みです。窓側・通路側の指定はできませんが、「とにかくその日の新幹線に乗れればいい」帰省には心強い手段でしょう。
えきねっとは1か月前の「事前受付」がカギ
JR東日本・北海道・北陸方面の新幹線は、えきねっとで1か月前の発売日の1週間前から事前受付ができます。12月29日の列車なら、11月22日ごろから申し込みを入れておくと、29日当日の10時の発売と同時に手配されます。
早割が使えない期間に安く移動する方法

見落とされがちなのが、年末年始は新幹線の割引商品が使えない期間になることです。エクスプレス予約・スマートEXの「EX早特」シリーズは、2026年12月25日(金)〜2027年1月5日(火)が設定除外日と案内されています。
方法1: 新幹線+ホテルのセットプランを使う
単体の早割が使えなくても、新幹線と宿をまとめて予約するパッケージは年末年始も販売されることが多く、別々に手配するより数千円安くなる場合があります。旅行で宿泊するなら、真っ先に比べておきたい選択肢です。
方法2: 除外期間の外側で動く
12月24日以前に出発する、もしくは1月6日以降に戻れる場合は、EX早特などの割引がそのまま使えます。有給を組み合わせられる方は、除外期間をまたがない日程を検討してみてください。
方法3: 飛行機は早期購入運賃、LCCは受託手荷物込みで比較
ANAやJALの早期購入型運賃は、年末年始でも早めに買えば通常運賃より大幅に安く買えることがあります。LCCは運賃が安く見えても、受託手荷物や座席指定を足すと差が縮まるため、合計額で比べるのが失敗しないコツです。
方法4: 高速バス・夜行バスを片道だけ使う
往路だけ夜行バスにすると、交通費と1泊分の宿泊費を同時に抑えられます。ただし年末の高速道路は渋滞しやすく、到着が数時間遅れることもあるため、到着日に予定を詰め込まないようにしましょう。
年末年始は交通と宿をまとめて確保
早割の除外期間でも、交通と宿泊のセットプランなら単体で手配するより安くなる場合があります。空席・空室が残っているうちに比べてみてください。
※ 楽天トラベルへのリンクです。料金・空室は変動します。
料金が下がる「ずらし旅」の日程と穴場の考え方
年末年始の宿泊料金は、大晦日と元日の夜が最も高く、1月4日以降に一気に下がるのが通例です。休みの取り方に融通がきくなら、次のような「ずらし旅」で出費を抑えられます。
- 前倒し型: 12月26日〜28日に旅行し、29日以降は自宅や実家で過ごす
- 後ろ倒し型: 1月3日〜5日に出発。帰りのUターンの混雑とも逆方向になりやすい
- 大晦日移動型: 12月31日に移動し、元日の夜に泊まる。交通は空いているが宿は割高
穴場になりやすいのは、年末年始に観光客が集中する京都・北海道・沖縄の定番地より、地方都市のビジネスホテルや、スキー場のない温泉地です。現地では、元日から営業する名物グルメの店や初売りを楽しむ観光スポット巡りも、この時期ならではの過ごし方でしょう。
ファミリー・子連れは「移動日」を平日に寄せる
子連れの帰省なら、冬休みが始まる12月25日前後の平日に移動すると、ピークを避けながら座席も確保しやすくなります。車で帰省する場合は、実家周辺やサービスエリアの駐車場が混み合う30日前後を避けると、移動のストレスがかなり減るでしょう。
年末年始の旅で失敗しないための準備と持ち物

雪や荒天での運休・中止に備える
12月下旬〜1月上旬は、北陸・東北・北海道方面で大雪による運休や欠航が起こりやすい時期です。前日の夜と当日の朝に運行情報を確認し、宿のキャンセル規定で「交通機関の運休時は無料」の扱いがあるかも予約時に見ておきましょう。
よくある失敗は「元日休業」と「帰りのきっぷ」
元日は飲食店や観光施設の休業が多く、行ってみたら閉まっていたというのは定番の失敗です。また、行きのきっぷだけ取って帰りを後回しにし、Uターンのピークで座れなかったという声もよく聞きます。往復をセットで押さえるのが鉄則です。
冬の旅の持ち物チェックリスト
- モバイルバッテリー: 運休時の情報収集や予約変更でスマホの電池は想像以上に減ります
- 折りたたみ傘: 雪や冷たい雨に。軽量で丈夫なものが便利
- ネックウォーマー・手袋: 駅のホームや初詣の待ち時間の防寒に
- 使い捨てカイロ: 早朝の移動や屋外の待機に
- 常備薬: 元日は病院や薬局が休みのことが多いため多めに
よくある質問
Q. 年末年始の新幹線はいつから予約できますか?
A. えきねっとや駅の窓口は乗車日の1か月前の10時からです。エクスプレス予約・スマートEXは1年前から申し込めますが、座席の確定は1か月前の8時以降になります。
Q. 年末年始にEX早特は使えますか?
A. 2026年12月25日〜2027年1月5日はEX早特の設定除外日と案内されています。この期間はセットプランや除外期間外の日程を検討してみてください。
Q. 年末年始の帰省ラッシュのピークはいつですか?
A. 例年の傾向では、下りが12月29日〜30日、上りが1月2日〜3日です。大晦日と元日は比較的空いています。
Q. 年末年始のホテルは何か月前に予約すべきですか?
A. 人気の温泉地や観光地は2〜3か月前には埋まり始めます。大晦日泊を狙うなら、10月中に候補を押さえておくと安心です。
Q. 年末年始でも安く泊まれる日はありますか?
A. 12月26日〜28日の前倒しや、1月4日以降の後ろ倒しにすると、大晦日前後より料金が下がりやすくなります。
Q. 飛行機と新幹線、年末年始はどちらが安いですか?
A. 早めに買えるなら航空会社の早期購入運賃が安くなりやすく、直前なら割引の使えない新幹線と差が縮まります。空港までの交通費も含めた合計額で比べるのがおすすめです。
年末年始の予定を今のうちに押さえよう
2026〜2027年の年末年始は最大9連休を組める一方で、EX早特の除外日やホテルの高騰など、直前になるほど選択肢が狭まる時期です。移動のピークと料金の山を知っておくだけで、同じ旅でも出費は大きく変わるでしょう。
まずは行き先と日程の候補を決め、飛行機の早期購入運賃とキャンセル無料の宿から押さえてみてください。新幹線派の方は、発売日の1週間前から始まる事前受付をカレンダーに入れておくと安心です。
