夏休みの航空券を安く手に入れたいなら、LCC各社のセール情報は見逃せません。2026年は、Peachが「Summer Travel Sale」で国内線4,000円〜、ジェットスターが「最強開運日セール」で国内線777円〜、ZIPAIRがオープニングセールで国際線片道9,980円〜と、各社がしのぎを削っています。
この記事でわかることは次の通りです。
- Peach・ジェットスター・ZIPAIRの2026年夏セール価格と対象路線
- 3社の手荷物規定・座席の広さ・遅延率の比較
- セールで最安チケットを確実に取るための具体的テクニック
- フルサービスキャリアとの損益分岐点
2026年夏 LCC3社セール価格・対象路線の全体像
まず、2026年6月時点で確認できているセール実績と今後の予測を整理します。Peachはほぼ毎月セールを実施しており、日本のLCC中で最もセール頻度が高い航空会社です。
| 航空会社 | 直近セール名 | 国内線最安 | 国際線最安 | 対象期間 |
|---|---|---|---|---|
| Peach | Summer Travel Sale | 4,000円〜 | 5,980円〜 | 2026年6月9日〜11日 |
| ジェットスター | 最強開運日セール | 777円〜 | 7,777円〜 | 2026年3月(不定期) |
| ZIPAIR | フラッシュセール | (国際線専門) | 9,980円〜 | 不定期(月1〜2回) |
注意点として、表示価格はいずれもベース運賃のみです。空港施設使用料(成田発着で約400〜600円)、支払い手数料(クレカ決済で約500〜700円)、燃油サーチャージ(国際線のみ)が別途加算されます。ジェットスターの777円セールの場合、実際の支払い総額は約1,900〜2,400円になることが多いでしょう。
Peach・ジェットスター・ZIPAIRの特徴を徹底比較
セール価格だけでなく、手荷物規定・座席の広さ・就航路線の違いを把握しておくと、自分の旅行スタイルに合ったLCCを選べます。
親会社とハブ空港の違い
PeachはANA系列で、関西国際空港を最大拠点としています。西日本発着の路線網が充実しており、関空から札幌・那覇・仙台・釧路など約30路線を運航中です。一方、ジェットスターはJAL系列(50%出資)で、成田空港が最大拠点。成田発着の路線数は国内LCC最多クラスです。ZIPAIRはJALの100%子会社で、成田発の国際中長距離路線に特化しています。
手荷物規定の比較
| 項目 | Peach | ジェットスター | ZIPAIR |
|---|---|---|---|
| 機内持ち込み | 合計7kg・2個 | 合計7kg・2個 | 合計7kg・2個 |
| 受託手荷物(最安) | 1,600円〜/個 | 1,530円〜/個 | 2,000円〜/個 |
| Web事前追加割引 | あり(約200円引き) | あり(約500円引き) | あり |
| 超過料金 | 1kgあたり450円 | 1kgあたり800円 | 1kgあたり500円 |
3社とも機内持ち込みは7kg・2個まで無料です。超過料金はジェットスターが1kgあたり800円と最も高く、荷物が多くなりがちな方はPeachの方が追加コストを抑えやすいでしょう。
座席の広さ(シートピッチ)
LCC各社の座席間隔は次の通りです。
- Peach: 約76cm(エアバスA320neo)
- ジェットスター: 約74cm(エアバスA321LR)
- ZIPAIR: 約79cm(ボーイング787-8)※フルフラット「ZIP Full-Flat」もあり
ZIPAIRは中長距離路線のため787を使用しており、LCCとしてはシートピッチが広めです。国内線のPeachとジェットスターの差は2cm程度で、体感差はほとんどありません。
遅延率・欠航率の比較
国土交通省の「航空輸送サービスに係る情報公開」データによると、2025年度の定時運航率はPeachが約84%、ジェットスターが約81%でした。LCCは予備機材が少ないため、フルサービスキャリア(ANA約90%・JAL約91%)に比べて遅延が発生しやすい構造です。乗り継ぎがある旅程では、前後に2〜3時間の余裕を持たせておくのが安全策です。
セールで最安チケットを確実に取る5つのテクニック
LCCセールは開始後数分で完売することもあります。確実に最安チケットを手に入れるための具体的な手順を紹介します。
テクニック1: 公式アプリの通知をONにする
Peach・ジェットスターともに公式アプリでセール開始のプッシュ通知が届きます。特にPeachは「セール事前告知」が開始2〜3日前に届くことが多く、スケジュール調整の時間が確保できます。
テクニック2: 会員登録を事前完了する
セール開始直後は決済画面までのスピード勝負です。個人情報・クレジットカード情報を事前に登録しておくことで、検索から選択、そして決済を最短1〜2分で完了できます。
テクニック3: 正午セールは12:01にアクセス
多くのLCCセールは日本時間の正午(12:00)や深夜0時にスタートします。開始直後の0〜30秒はアクセスが集中してサーバーが不安定になるため、1分ほどずらしてアクセスする方が実は成功率が高まります。
テクニック4: 複数ブラウザで同時に検索
Chrome・Safari・Firefoxなど複数のブラウザで同時にセール対象路線を検索し、最も早く読み込まれた画面から予約を進めます。スマホアプリとPCブラウザの2台体制もおすすめです。
テクニック5: 帰りの便を別日程で検索
セール対象は「片道運賃」です。往路と復路を別々に検索・購入することで、往路はセール価格・復路は通常運賃という組み合わせでも総額を最適化できます。帰りの便を平日にずらすと、通常運賃でも3,000〜5,000円で見つかるケースがあります。
フルサービスキャリアとの損益分岐点
「LCCは安いけど、結局いろいろ足すと変わらない」という声もあります。実際にどの程度の差があるのか、東京-大阪間で試算してみます。
| 項目 | ジェットスター(成田-関空) | ANA(羽田-伊丹) |
|---|---|---|
| ベース運賃 | 4,490円 | 10,450円(旅割75) |
| 空港施設使用料 | 440円 | 含む |
| 受託手荷物(15kg) | 1,530円 | 無料 |
| 座席指定 | 490円 | 無料 |
| 空港アクセス(差額) | +約800円(成田) | 基準 |
| 合計 | 約7,750円 | 約10,450円 |
荷物を預けて座席指定もする場合、差額は約2,700円です。ただし、手荷物7kgで機内持ち込みのみ(受託手荷物なし)・座席指定なしなら合計約5,730円となり、差額は約4,720円に拡大します。身軽に動ける方ほどLCCの価格メリットが大きくなる構造です。
LCC旅行の準備物・装備ガイド
LCCを最大限活用するには、事前の持ち物準備が成功の鍵です。荷物制限をクリアしながら快適に過ごすための必須アイテムを整理します。
機内用ネックピロー
LCCの座席は約74〜76cmとフルサービスキャリアより狭く、長時間のフライトでは首への負担が大きくなります。空気注入式のネックピローなら、使わないときはポケットサイズに折りたためます。価格は約1,200〜2,500円が主流です。
ノイズキャンセリングイヤホン
LCCは機内エンタメシステムが搭載されていないケースが多いため、ノイズキャンセリングイヤホンがあるとエンジン音を軽減しながら自分のスマートフォンで映画や音楽を楽しめます。Anker Soundcore Space A40(約7,990円)はLCC旅行者に人気の定番モデルです。
折りたたみエコバッグ
機内持ち込み7kgに収まらない軽量の小物(お菓子・雑誌など)は、折りたたみエコバッグに入れて「身の回り品」として持ち込めます。コンパクトに折りたためるタイプ(約500〜1,000円)を1つカバンに入れておくと、機内でもお土産購入時にも活躍します。
よくある質問
Q. LCCのセールはいつ開催されますか?
Peachはほぼ毎月、ジェットスターは月1〜2回の頻度でセールを実施しています。大型連休の2〜3か月前(夏休み向けなら5〜6月)に大型セールが開催される傾向があります。公式アプリの通知設定が最も確実な情報入手手段です。
Q. Peachとジェットスター、結局どっちが安いですか?
路線と日程によります。関西発着ならPeachの方が路線数が多く選択肢が広がります。成田発着ならジェットスターが便利です。同一路線でも、セール時期によって逆転することが珍しくありません。両社のアプリで同日同区間を比較するのが確実です。
Q. ZIPAIRはどんな人におすすめですか?
成田発着の中長距離国際線(ソウル・バンコク・シンガポール・ホノルル・LA等)を安く飛びたい方に最適です。ボーイング787を使用しているため、機内の快適性はLCCの中でトップクラスです。フルフラットシート「ZIP Full-Flat」を選べば長距離フライトも快適に過ごせます。
Q. LCCの遅延や欠航時の補償はありますか?
航空会社都合の欠航の場合、振替便の手配または全額返金が受けられます。天候による欠航の場合は返金のみ(振替は空席次第)というケースが一般的です。フルサービスキャリアと異なり、宿泊費や食事代の補償は基本的にありません。旅行保険でカバーしておくのが安心でしょう。
Q. セール価格で予約した航空券はキャンセルできますか?
Peachのシンプルピーチ・ジェットスターのStarterは、払い戻し不可(手数料を払えばバウチャーに変換可能な場合あり)です。キャンセルの可能性がある場合は、上位運賃タイプ(PeachのバリューピーチやジェットスターのStarter Plus)を選ぶと、手数料付きで払い戻しが可能になります。
Q. 子ども料金はLCCにもありますか?
Peach・ジェットスターともに、満2歳以上は大人と同額です。0〜1歳の幼児は、大人1名につき1名まで膝上で無料搭乗が可能ですが、座席を使用する場合は大人運賃が必要です。子連れ旅行の場合、この点ではフルサービスキャリアの小児割引(大人の75%前後)の方が有利になるケースがあります。
この夏、LCCセールを味方につけて旅に出よう
2026年夏のLCCセールは、Peachの4,000円〜、ジェットスターの777円〜、ZIPAIRの国際線9,980円〜と、いずれも過去最高水準のお得感です。セール情報をキャッチするためにアプリ通知をONにし、会員登録とカード情報を事前に済ませておけば、開始直後の数分で最安チケットを確保できます。荷物は圧縮バッグで7kg以内に収め、受託手荷物なしで飛べば、旅費全体をさらに1,500〜2,000円削減可能。身軽なパッキングとセール攻略の両輪で、この夏の旅行費を最大限カットしてください。