「東京から大阪まで片道5,000円以下で飛行機に乗れる」と聞いたら、信じられるでしょうか。実は2026年現在、国内線の航空券は予約の仕方ひとつで正規料金の半額以下になることも珍しくありません。
新幹線より安く、しかも所要時間は半分以下。そんなお得なフライトを実現するには、いくつかのコツを押さえておく必要があります。
この記事では、国内線の航空券を半額以下で手に入れる8つの裏ワザを具体的な価格例・割引率とともに紹介していきます。
- LCC各社のセール攻略法と最安値の実例
- ANA・JALの早期購入割引を最大限活用する方法
- 株主優待券を使った裏ワザと金券ショップの活用術
- 比較サイトを駆使して最安値を見つけるテクニック
裏ワザ1:LCCのタイムセールを狙い撃ちする
ジェットスターのセール — 片道1,990円からの衝撃価格
ジェットスターは毎月2〜4回のタイムセールを実施しており、国内線が片道1,990円〜という破格で販売されることがあります。2026年1月の初売りセールでは、国内18路線が片道2,026円から販売され、数時間で完売した路線も出ました。
セールの傾向として、火〜木曜日出発便が対象になりやすく、金曜日の夜にセール情報が解禁されるパターンが多いです。ジェットスター公式アプリの通知をオンにしておけば、開始直後にアクセスできます。
Peach(ピーチ)のセール — 週末72時間が勝負
Peachのセールは金曜20:00スタート、日曜夜までの72時間限定が中心です。関西国際空港を拠点に全国へ路線を展開しており、関空発着なら片道2,490円〜のセール価格が出ることもあります。
狙い目は、セール開始から30分以内。人気路線(成田〜関空、関空〜新千歳など)は開始1時間で売り切れることも珍しくありません。事前にPeachアプリで会員登録とクレジットカード情報の登録を済ませておくと、購入までの時間を大幅に短縮できます。
裏ワザ2:ANA・JALの早期購入割引で最大約75%オフ
ANA SUPER VALUE — 75日前予約で驚きの割引率
ANAの「SUPER VALUE」は搭乗日の75日前・55日前・45日前・28日前・21日前の5段階で割引率が変わる早期購入割引です。75日前の「SUPER VALUE 75」なら、東京(羽田)〜沖縄(那覇)が片道約8,000円台になることもあり、通常運賃(約45,000円前後)と比べて最大約80%オフになるケースもあります。
ただし注意点がひとつ。2026年5月19日搭乗分からANA国内線の運賃体系がリニューアルされるため、それ以降は新しい割引制度に移行します。5月18日搭乗分までは従来のSUPER VALUEが利用可能です。
JAL スーパー先得・ウルトラ先得
JALも同様に、搭乗75日前から予約できる「ウルトラ先得」が最も割引率が高くなります。東京〜福岡で通常期なら片道約9,500円〜と、新幹線(約23,000円)の半額以下で移動可能です。
繁忙期(GW・お盆・年末年始)は割引率が下がるものの、それでも正規料金と比べれば30〜50%程度の割引になります。旅行の日程が確定しているなら、予約開始日(搭乗355日前)にすぐ押さえるのが鉄則です。
裏ワザ3〜5:中堅エアラインと株主優待を活用する
スカイマークの「いま得」「たす得」 — LCCに迫る低価格
スカイマークはLCCではなくMCC(ミドルコストキャリア)ですが、価格はLCC並みに攻めています。空席予測数に応じて運賃が変動する「いま得」なら、羽田〜神戸が片道4,900円〜で出ることもあります。公式サイトからの予約なら決済手数料・発券手数料ともに無料で、LCCでありがちな「手数料を足したら結局高い」という落とし穴がありません。
関空発着路線では、Peachに対抗した「関空割」を設定しており、これがPeachの通常運賃より安くなるケースも出ています。
ソラシドエア・AIRDOの株主優待券 — 最大50%オフ
ソラシドエア(九州・沖縄路線)とAIRDO(北海道路線)は、株主優待券2枚で片道運賃が50%割引になります。2026年5月18日までの有効期限の優待券は、金券ショップで1枚あたり2,000〜3,000円程度で購入可能です。
たとえば羽田〜新千歳のAIRDO便で通常運賃が約38,000円の場合、株主優待で約19,000円に。優待券購入費を加えても約25,000円で済み、新幹線(約27,000円・約4時間半)より安くて速い(約1時間半)という結果になります。
金券ショップでANA・JAL株主優待券を買う
ANA・JALの株主優待券も金券ショップやヤフオクで流通しています。相場は1枚あたり3,000〜5,000円程度で、これを使うと普通運賃から約50%割引になります。早期購入割引と違って予約変更が可能なのが最大のメリット。出張などで日程変更の可能性がある場合、株主優待割引は柔軟性とコストのバランスが取れた選択肢です。
裏ワザ6〜7:比較サイトとパッケージの賢い使い方
エアトリで全航空会社を一括比較
エアトリは国内線に特化した比較予約サイトで、JAL・ANA・スカイマーク・LCC各社の運賃を一画面で比較できます。手数料込みの総額表示が明確で、「最安値だと思ったら手数料別だった」という失敗を防げます。
活用のコツは、出発日の前後3日間を含めて検索すること。たった1日ずらすだけで5,000円以上安くなることがあります。特に月曜〜木曜出発は金〜日出発より平均20〜30%安い傾向が見られます。
航空券+ホテルのダイナミックパッケージ
航空券単体よりも、ホテルとセットの「ダイナミックパッケージ」のほうが安くなるケースが意外と多いです。JALの「JALダイナミックパッケージ」やANAの「ANA旅作」では、航空券+1泊で片道航空券の正規料金以下になることもあります。
宿泊を伴う旅行なら、まず航空券単体の最安値を調べてから、ダイナミックパッケージの総額と比較してみてください。東京〜沖縄2泊3日の場合、パッケージのほうが1万円以上安くなった実例も報告されています。
| 裏ワザ | 割引率の目安 | 予約タイミング | 注意点 |
|---|---|---|---|
| LCCセール(ジェットスター) | 最大90%オフ | セール開始直後(月2〜4回) | 受託手荷物別料金・座席指定別 |
| LCCセール(Peach) | 最大85%オフ | 金曜20:00〜72時間限定 | 関空発着が中心 |
| ANA SUPER VALUE 75 | 最大約80%オフ | 搭乗75日前まで | 2026年5月19日以降は新体系 |
| JAL ウルトラ先得 | 最大約75%オフ | 搭乗75日前まで | 予約変更不可 |
| スカイマーク いま得 | 最大約60%オフ | 空席状況に応じて随時 | 手数料無料(公式サイト) |
| 株主優待券(AIRDO/ソラシドエア) | 50%オフ | いつでも | 優待券の購入費が別途必要 |
| 比較サイト(エアトリ等) | 最安値を自動検出 | 随時 | サイト独自手数料の確認を |
| ダイナミックパッケージ | 単体合算より最大30%オフ | 宿泊セットの場合 | 宿泊を伴う旅行限定 |
裏ワザ8:予約のタイミングと曜日選びで確実に安くする
安い月を狙う — 2月・6月・11月が穴場
航空券の価格は需要と供給で決まります。祝日が少なく旅行需要が落ち着く2月・6月・11月は、航空会社も価格を下げて販売する傾向があります。お盆やGWの航空券が3万円する路線でも、6月の平日なら8,000円台で取れることもあるのです。
「旅行は繁忙期に行くもの」という固定観念を捨てるだけで、交通費が3分の1以下になる。これが最もシンプルで効果の大きい裏ワザかもしれません。
出発曜日の選び方 — 火〜木が最安ゾーン
同じ路線・同じ週でも、曜日によって価格は大きく変動します。一般的に火曜・水曜・木曜が最も安く、金曜は時間帯によっては土日祝と同等になることもあります。
具体的な価格差の例として、羽田〜新千歳の同一週内での比較では、土曜出発が約25,000円のところ、水曜出発なら約12,000円と半額以下になるケースが確認されています。有給休暇を1日使って水曜出発にするだけで、往復で2万円以上浮く計算です。
時間帯の工夫 — 早朝便・最終便は割安
同じ日の同じ路線でも、朝6時台の早朝便や21時台の最終便は、昼間の便より2,000〜5,000円安いことがあります。出張前日の夜に現地入りする、旅行最終日は早朝便で帰るなど、時間帯をずらす工夫も有効です。
よくある質問
Q. LCCのセールはどうやって情報を得ればいいですか?
A. 各LCCの公式アプリをインストールしてプッシュ通知をオンにするのが最も確実です。ジェットスターは月2〜4回、Peachは不定期ですが週末開催が多い傾向にあります。メールマガジンへの登録も併用すると、セール開始の数時間前に告知が届くことがあります。
Q. 早期購入割引(早割)はキャンセルや変更ができますか?
A. ANAのSUPER VALUEやJALの先得は、原則として予約変更ができません。キャンセルは可能ですが、取消手数料が運賃の約30〜60%かかります。日程変更の可能性がある場合は、株主優待割引のほうが柔軟性があります。
Q. 株主優待券はどこで買えますか?
A. 全国の金券ショップ、ヤフオク、メルカリなどで購入可能です。相場はANA・JALが1枚3,000〜5,000円、AIRDO・ソラシドエアが1枚2,000〜3,000円程度です。有効期限があるため、購入前に搭乗予定日が期限内に収まるかを必ず確認してください。
Q. LCCと大手航空会社、結局どちらが安いのでしょうか?
A. ケースバイケースです。LCCのセール時は圧倒的に安い(片道2,000円台もあり得る)ものの、受託手荷物や座席指定の追加料金を含めると大手の早割と同程度になることもあります。荷物が多い旅行なら、大手のSUPER VALUEやウルトラ先得のほうが総額で安くなるケースもあるため、必ず総額で比較してください。
Q. ダイナミックパッケージはどんな場合にお得ですか?
A. 宿泊を伴う旅行で、かつ航空券と同じ航空会社系列のホテルを利用する場合に最もお得になります。特にANA旅作やJALダイナミックパッケージでは、航空券単体+ホテル単体の合計より1万円以上安くなった実例があります。日帰りや知人宅宿泊の場合はメリットがありません。
Q. スカイマークはLCCとどう違いますか?
A. スカイマークはMCC(ミドルコストキャリア)に分類され、LCCと大手の中間に位置します。受託手荷物20kgまで無料、座席も比較的広く、機内サービスもLCCより充実しています。それでいて価格はLCCに近い水準のため、コストパフォーマンスの高さで人気を集めています。
Q. 格安航空券の比較サイトはどれを使えばいいですか?
A. 国内線ならエアトリやトラベルコが代表的です。エアトリは手数料込みの総額表示が分かりやすく、トラベルコは取扱い旅行会社の数が多いのが特長です。複数サイトで同じ路線・日程を検索し、総額(手数料・受託手荷物料金含む)で比較する習慣をつけると、最安値を見逃しにくくなります。
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国内線の航空券は、正しい知識と少しの工夫で驚くほど安くなります。75日前の早割で最大約80%オフ、LCCのセールなら片道2,000円台、株主優待券で50%オフ。これらの方法を組み合わせれば、新幹線より安く・速く移動することも十分に可能です。
今すぐ実践できるアクションをまとめると、次の3つです。
- ジェットスター・Peachの公式アプリをインストールして通知をオン
- 旅行の予定が決まったら75日前の早割を即予約
- 宿泊を伴うならダイナミックパッケージの総額と航空券単体を必ず比較
2026年は航空各社の運賃体系が変わる節目の年でもあります。ANA国内線は5月19日から新運賃に移行するため、最新情報をこまめにチェックしてお得なフライトを手に入れてください。次の旅行から、浮いた交通費を現地の美味しいごはんや体験に回してみてはどうでしょうか。



