マイル初心者ガイド2026 JAL vs ANA比較・貯め方・使い方・おすすめカード

「マイルって聞いたことはあるけど、結局どうやって貯めるの?」「JALとANA、どっちを選べばいいの?」――こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。

マイルは正しく理解すれば、年に1〜2回の国内往復航空券を無料で手に入れられるほどのインパクトがあります。ただし、JALとANAでは貯め方・使い方・カードの特徴がかなり異なるため、自分に合った方を選ばないと効率が大きく下がります。

この記事では、マイル初心者の方に向けて、2026年最新の情報をもとにJALとANAの違いを項目別に比較し、最適なカード選びまで具体的にご案内します。

  • JALマイルとANAマイルの根本的な違い
  • フライト以外の「陸マイラー」としての貯め方
  • 特典航空券の必要マイル数と使いやすさ比較
  • 年会費別おすすめクレジットカード6選
  • 初心者が最初の3か月でやるべきこと

そもそもマイルとは?仕組みを30秒で理解する

マイルとは、航空会社が運営するポイントプログラムのことです。JALなら「JALマイレージバンク(JMB)」、ANAなら「ANAマイレージクラブ(AMC)」という名称で、それぞれ独立したプログラムを運営しています。

貯めたマイルの代表的な使い道は特典航空券(無料航空券)への交換です。国内線なら片道5,000〜7,500マイル、国際線のエコノミーなら往復15,000マイル前後から交換できます。1マイルの価値は使い方次第で2〜15円相当になるため、現金ポイントよりもお得度が高いのが特徴です。

マイルを貯める方法は大きく3つあります。

  • フライトマイル:飛行機に乗って貯める(搭乗距離に応じて加算)
  • ショッピングマイル:クレジットカード決済で貯める(100円=0.5〜1マイル)
  • ポイント交換:他社ポイントをマイルに移行する(楽天・Tポイント・Vポイント等)

飛行機にあまり乗らない方でも、日常の買い物でコツコツ貯める「陸マイラー」として年間数万マイルを貯めることは十分に可能です。

JAL vs ANA 7項目で徹底比較

比較項目 JAL ANA
会員数 約3,600万人 約4,200万人
国内線就航都市 57都市 50都市
提携航空会社 ワンワールド(14社) スターアライアンス(26社)
マイル有効期限 搭乗月から36か月 搭乗月から36か月
国内線特典航空券(片道) 4,500〜10,000マイル 5,000〜9,000マイル
ショッピング還元率(一般カード) 100円=1マイル(※) 200円=1マイル
ポイント交換ルート 少ない(直接型) 豊富(多段階移行可)

※JALは「ショッピングマイル・プレミアム」(年会費4,950円)加入時。未加入の場合は200円=1マイルになります。

JALを選ぶべき人

JALマイルの最大の魅力はシンプルさです。JALカードで決済すれば直接マイルが貯まるため、ポイント交換の手間がありません。特にショッピングマイル・プレミアムに加入すると100円=1マイルの還元率になり、月10万円の生活費をカード決済するだけで年間12,000マイルが貯まります。これは東京〜大阪の片道特典航空券に交換できる水準です。

また、JALは国内線の就航都市数が57とANAより多く、地方路線に強い特徴があります。帰省や地方出張が多い方にとっては、フライトマイルを貯めやすい環境が整っています。

ANAを選ぶべき人

ANAマイルの強みは貯め方の多様性です。クレジットカードの種類が豊富で、特に「ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)」を活用した東京メトロポイント経由のマイル移行は、陸マイラーの間で長年支持されている方法です。

国際線では提携航空会社がスターアライアンス26社と多く、世界190か国以上のネットワークを使えます。海外旅行の頻度が高い方や、ビジネスクラスの特典航空券を狙いたい方にはANAが向いています。

陸マイラーの貯め方 フライトなしで年間5万マイルを目指す

ステップ1:メインカードを決める

マイルを効率よく貯める第一歩は、還元率の高いクレジットカードを1枚決めて生活費を集中させることです。食費・光熱費・通信費・保険料など、月15〜20万円の固定費をカード決済に切り替えるだけで、年間18,000〜24,000マイルが貯まります。

ステップ2:特約店・マイルモールを活用する

JALには「JALマイルパートナー」と「JALマイレージモール」、ANAには「ANAマイレージモール」というオンラインショッピング経由の加算制度があります。Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの買い物を、各モール経由で行うだけでマイルが2〜10倍になります。年間のネットショッピング額が30万円なら、追加で1,500〜3,000マイルを上乗せできます。

ステップ3:ポイントサイトを併用する

モッピー・ハピタス・ポイントインカムなどのポイントサイトで貯めたポイントは、一定のレートでマイルに交換できます。特にANAマイルへの交換は「JQみずほルート」を使うと交換レート70%が実現可能です。JALマイルの場合はモッピー経由の「ドリームキャンペーン」で実質80%交換が狙えます。

クレジットカード発行やFX口座開設などの高額案件をこなせば、1件で5,000〜20,000ポイントを獲得できるため、マイル換算で3,500〜16,000マイルに相当します。

ステップ4:日常の支払いを見直す

電子マネーのWAON(JAL)やEdyフライトマイル(ANA)を活用すると、コンビニやスーパーでの少額決済でもマイルが貯まります。JALの場合、イオン系列でのWAON利用で200円=1マイルが加算されるため、月3万円のイオン利用で年間1,800マイルになります。

年会費別おすすめクレジットカード6選

年会費無料〜3,000円台

JALカード navi(学生専用)は在学中の年会費が無料で、100円=1マイルの高還元率を実現しています。学生の方にはこれ一択と言っても過言ではありません。卒業後は通常のJALカードへ自動切替となります。

ANAカード(一般)は初年度年会費無料、2年目以降2,200円です。入会・継続時に1,000マイルがもらえるため、年会費の元は十分に取れます。マイル移行手数料(年6,600円)を払わなくても、Vポイント経由で200円=1マイルのペースで貯められます。

年会費5,000〜12,000円台

JALカード CLUB-Aは年会費11,000円で、フライトマイルのボーナスが一般カードの5倍になります。搭乗回数が年4回以上あるなら、ボーナスマイルだけで年会費の差額を回収できます。旅行保険も最高5,000万円と手厚い補償が付帯しています。

ANA VISA ワイドゴールドカードは年会費15,400円(WEB明細+マイ・ペイすリボで実質9,500円程度)で、100円=1マイルの高還元率を実現します。空港ラウンジ利用可能・旅行保険最高5,000万円・入会時2,000マイルと、コストパフォーマンスに優れた1枚です。

年会費20,000円以上(本格派向け)

JALカード プレミアムは年会費17,600円で、ショッピングマイル・プレミアムが無料付帯します。100円=1マイルが追加費用なしで実現でき、年間200万円以上の決済がある方には最もマイル効率の高いJALカードです。

ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードは年会費34,100円ですが、100円=1マイルの還元率に加え、入会特典で最大75,000マイル相当のポイントが獲得できるキャンペーンが実施されることがあります。海外旅行保険は最高1億円で、プライオリティ・パスも付帯します。

特典航空券の賢い使い方

国内線の必要マイル数を比較する

区間 JAL(片道) ANA(片道・ローシーズン) ANA(片道・ハイシーズン)
東京〜大阪 6,000マイル 5,000マイル 7,500マイル
東京〜福岡 7,500マイル 6,000マイル 9,000マイル
東京〜沖縄 7,500マイル 7,000マイル 9,000マイル
東京〜札幌 7,500マイル 6,000マイル 9,000マイル

JALは通年で必要マイル数が固定されているため計画が立てやすく、ANAはローシーズンに予約すれば少ないマイルで利用できるメリットがあります。お盆やGWなどの繁忙期に使いたい場合は、JALの方が必要マイル数が少なく済むケースが多くなります。

特典航空券を取るコツ

特典航空券は席数に限りがあるため、搭乗日の330日前(約11か月前)から予約を開始するのが鉄則です。特に人気路線(東京〜沖縄、東京〜札幌)のGW・お盆・年末年始は、予約開始日に完売することも珍しくありません。

取れなかった場合は、出発2週間前〜前日のキャンセル待ちが狙い目です。JALの「特典航空券 空席待ちサービス」やANAの「マイル特典空席待ち」を活用すれば、キャンセルが出た瞬間に自動で予約が確定します。

初心者が最初の3か月でやるべきロードマップ

1か月目:アカウント開設+メインカード決定

JALマイレージバンクまたはANAマイレージクラブに無料登録し、記事で紹介したカードの中から1枚を申し込みます。届いたら、公共料金・通信費・サブスクの支払い先をすべてこのカードに変更しましょう。

2か月目:マイルモール+ポイントサイト登録

JALマイレージモールまたはANAマイレージモールをブックマークし、ネットショッピング時は必ず経由する習慣をつけます。並行してモッピーハピタスにも登録し、高額案件を1〜2件こなします。

3か月目:マイル残高確認+特典航空券の予約練習

アプリでマイル残高を確認し、年間の貯蓄ペースを把握します。まだ特典航空券に届かなくても、予約画面で希望路線の空席状況を見る練習をしておくと、実際に貯まったときにスムーズに手続きできます。

よくある質問

Q. JALとANA、初心者にはどちらがおすすめですか?

シンプルに貯めたいならJAL、貯め方の選択肢を広げたいならANAがおすすめです。地方路線をよく使うならJAL、海外旅行が多いならANAという選び方も有効です。

Q. マイルの有効期限が切れそうな場合はどうすればよいですか?

JALは「e JALポイント」(1マイル=1.5円)、ANAは「ANA SKYコイン」(1マイル=最大1.7円)に交換することで実質的に有効期限を延長できます。特典航空券に届かない場合の救済手段として覚えておくと安心です。

Q. 家族のマイルを合算できますか?

JALは「JALカード家族プログラム」、ANAは「ANAカードファミリーマイル」に登録すれば、家族間でマイルを合算して特典航空券に交換できます。どちらも登録無料です。

Q. マイルを貯めるのにポイントサイトは必須ですか?

必須ではありませんが、効率を大幅に上げたいなら活用をおすすめします。クレジットカード決済だけで年間2〜3万マイル、ポイントサイトを併用すれば年間5〜8万マイルが現実的な目標になります。

Q. 年会費無料でマイルが貯まるカードはありますか?

JALカード naviは学生限定で年会費無料です。社会人向けでは完全無料は少ないですが、ANAカード(一般)は初年度無料・2年目以降2,200円と低コストで始められます。

Q. マイルとポイント、どちらで貯めるのがお得ですか?

特典航空券に交換する場合、1マイルの価値は2〜15円相当になるため、現金ポイント(1ポイント=1円)よりも圧倒的にお得です。ただし、マイルを航空券以外に使うと価値が下がるため、飛行機を利用する予定がある方に限りマイルが有利です。

Q. 2社のマイルを同時に貯めるのはアリですか?

おすすめしません。マイルは1社に集中させた方が特典航空券に到達するスピードが上がります。まずは1社を選び、年間3〜5万マイルを安定して貯められるようになってから、2社目の検討をしても遅くはありません。

マイル生活を始める第一歩を踏み出そう

マイルの仕組みを理解し、自分に合ったカードを1枚選んで生活費を集中させる。たったこれだけで、1〜2年後には国内往復の航空券を無料で手に入れられるようになります。

迷ったら、まずはJALなら「JALカード CLUB-A」+ショッピングマイル・プレミアムANAなら「ANA VISA ワイドゴールドカード」から始めてみてください。どちらも年間10万マイルクラスの陸マイラーが最初に持ったカードとして挙げることの多い定番です。

今日からJALマイレージバンクANAマイレージクラブに無料登録して、マイルが貯まる生活をスタートさせてみてはどうでしょうか。