北海道・富良野のラベンダー畑は、7月上旬から中旬にかけて一年で最も美しい紫色に染まります。ファーム富田の「彩りの畑」やラベンダーイーストの広大な花畑は、一度見たら忘れられない光景でしょう。実際に現地を訪れると、ラベンダーの甘い香りが風に乗って畑全体を包み込む感覚に驚かされます。1人あたり3万円台で楽しめる格安旅行プランから、見頃の品種別カレンダーまで具体的にまとめました。
この記事でわかること:
- 2026年の富良野ラベンダー見頃時期と品種別の開花スケジュール
- 東京発1泊2日・2泊3日の格安モデルプラン(予算付き)
- ファーム富田・中富良野町営ラベンダー園の混雑回避術
- 子連れ・カップルのシーン別おすすめ情報
富良野ラベンダー2026年の見頃時期と品種別カレンダー
富良野周辺のラベンダーは品種ごとに開花時期が異なるため、訪れるタイミングで見られる景色が変わってきます。
| 品種 | 見頃時期 | 特徴 |
|---|---|---|
| 濃紫早咲(のうしはやざき) | 6月下旬〜7月上旬 | 最も早く咲く品種。深い紫色 |
| おかむらさき | 7月中旬〜7月下旬 | 富良野の主力品種。薄紫〜藤色で甘い香り |
| ようてい | 7月中旬〜7月下旬 | 白っぽい紫。おかむらさきと混植で美しい |
| はなもいわ | 7月中旬〜8月上旬 | 遅咲き。ラベンダーイーストの主力 |
最も美しいタイミングは7月10日前後〜7月20日前後。この時期は早咲きの濃紫早咲が色濃く残りつつ、おかむらさきが満開を迎えるため、紫色のグラデーションを堪能できます。ファーム富田の公式サイト「ファーム日誌」では開花状況がほぼ毎日更新されているので、出発前のチェックが欠かせません。雨天でもラベンダーの香りは楽しめますが、荒天時は足元がぬかるみやすい点にご注意ください。
6月の気温が平年より2℃以上高い年は、見頃が5〜7日早まる傾向にあります。2026年は6月の北海道が平年並みと予想されており、例年通り7月中旬がピークになる見込みです。順延や中止がない自然の花畑なので、天候に左右されにくい安心感もあります。
穴場を含むおすすめラベンダースポット3選と撮影のコツ
ファーム富田(中富良野町)
入場料・駐車場ともに無料。代表的な「彩りの畑」には、ラベンダー・ポピー・カスミソウ・カリフォルニアポピーが帯状に植えられ、紫・赤・白・橙の虹のような景色が広がっています。トイレは園内に3か所あり、車椅子対応のバリアフリートイレも完備されています。コインロッカーは正面入口近くに設置(300〜500円)されているので、大きな荷物を預けて身軽に回れるのも嬉しいポイントです。
写真映えするベストポジションは、彩りの畑の丘の上から十勝岳連峰をバックに撮る構図。午前7〜9時の斜光が最も美しく、観光客も少ないため撮影スポットとしては早朝がベストでしょう。園内のドライフラワー舎やポプリ舎では、ラベンダーの香りに包まれながらのお土産選びも楽しめます。
駐車場は約500台分(無料)ありますが、最盛期の土日は朝8時台から満車になることも。混雑を避けるなら開園直後(8時30分到着)か夕方16時以降の訪問がおすすめです。
ラベンダーイースト — ファーム富田から東へ約4kmの穴場
日本最大級のラベンダー畑(約9ヘクタール)が広がる穴場スポットです。2026年は6月20日(土)〜7月20日(月・祝)の期間限定営業、営業時間は9時30分〜16時30分。本園より観光客が格段に少なく、写真撮影にはこちらのほうが向いています。広大な畑の向こうに十勝岳連峰が見える風景は圧巻。駐車場(無料)も比較的空いており、ゆったり過ごせます。
中富良野町営ラベンダー園
JR中富良野駅から徒歩約10分、リフト(片道300円)で丘の上まで登れば、富良野盆地を一望しながらラベンダー畑を見下ろす絶景が待っています。ファーム富田から車で約5分の距離にあるため、セットで回るのが効率的。入園無料で、リフトからの眺望は周辺観光スポットの中でも独特の魅力を持っています。
格安モデルプランとタイムスケジュール例
1泊2日弾丸プラン(1人あたり約35,000円〜)
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 航空券(スカイマーク羽田〜旭川) | 往復14,000〜24,000円 | 45日前予約・前割で最安 |
| レンタカー(1日) | 4,500〜6,000円 | コンパクトカー |
| ガソリン代 | 約1,500円 | 旭川〜富良野往復約100km |
| 宿泊(ペンション・民宿) | 5,000〜8,000円 | 素泊まり〜朝食付き |
| 食事・観光 | 約5,000円 | ソフトクリーム・昼食・お土産 |
| 合計 | 約30,000〜44,500円 |
タイムスケジュール例: 7:00 羽田発 → 9:00 旭川空港着・レンタカー出発 → 9:50 ファーム富田(2時間散策)→ 12:30 ラベンダーイースト → 14:30 富良野市内でランチ(オムカレー800〜1,200円)→ 16:00 ペンションチェックイン。翌朝は中富良野町営ラベンダー園と美瑛「青い池」を巡り、午後に旭川空港へ。
2泊3日ゆったりプラン(1人あたり約50,000円〜)
| 項目 | 金額目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 航空券(Peach成田〜新千歳) | 往復10,000〜16,000円 | セール狙いで片道5,000円台も |
| レンタカー(2日間) | 8,000〜12,000円 | 新千歳空港乗り捨て対応 |
| ガソリン代 | 約3,000円 | 新千歳〜富良野〜旭川 約350km |
| 宿泊(2泊) | 10,000〜16,000円 | ペンション・ゲストハウス |
| 食事・観光 | 約10,000円 | 3日分 |
| 合計 | 約41,000〜57,000円 |
2泊3日なら美瑛の「四季彩の丘」や旭山動物園(入園料1,000円)まで足を延ばせるのが魅力。周辺観光スポットとして定番のこれらを組み合わせれば、北海道の夏を存分に味わえるでしょう。
子連れ・カップル・高齢者のシーン別おすすめ

子連れファミリーにはファーム富田が最適
園内は舗装された遊歩道が多く、ベビーカーでも移動しやすい設計です。授乳室は正面入口棟の2階にあり、おむつ替え台付きのトイレも2か所設置されています。ラベンダーソフトクリーム(300円)やカットメロン(1切れ300円〜)は子どもにも大人気。高齢者の方にとっても、園内がほぼ平坦で歩きやすく、リフトのある中富良野町営ラベンダー園なら丘の上まで楽に上がれます。
カップルには夕方のファーム富田がロマンチック
16時以降は観光バスが引き上げ、夕日に染まるラベンダー畑を2人でゆっくり歩ける贅沢な時間帯になります。宿泊は富良野市内のペンション(1室12,000〜18,000円)で地元食材のディナーを味わうプランが人気。現地に行くと、夕暮れ時のラベンダーが昼間とはまったく違う表情を見せてくれることに気づくはずです。
航空券・レンタカー・ホテルを安くするコツ

航空券の比較ポイント
旭川空港は富良野まで車で約50分とアクセス抜群ですが、就航便数が新千歳より少ないぶん料金が割高になりがちです。スカイマークの羽田〜旭川線は片道7,000〜12,000円台が中心で、ANA(約18,000〜25,000円)の半額以下に収まることもあります。Peachの成田〜新千歳線はセール時に片道5,415円〜と最安水準ですが、新千歳から富良野まで車で約2時間30分かかる点を考慮しましょう。
トラベルコやスカイチケットで同一日程の全社比較をして、旭川着と新千歳着の総額(航空券+レンタカー+高速代)を天秤にかけるのがベストです。
レンタカー・駐車場の節約術
富良野周辺はバスの本数が限られるため、レンタカーがほぼ必須。じゃらんレンタカーやたびらいで複数社を比較すると、コンパクトカー1日4,500円〜(免責補償込み)のプランが見つかります。ガソリン代は旭川〜富良野往復で約1,500円(レギュラー170円/L・燃費15km/L想定)です。ファーム富田の駐車場は無料ですが、繁忙期は臨時駐車場(徒歩10分)に案内される場合もあります。
ホテル・宿泊を抑えるポイント
富良野市内にはペンション・民宿が30軒以上あり、素泊まり3,500〜5,000円台の宿も見つかります。楽天トラベルやじゃらんでクーポンを併用すれば、さらに500〜1,000円引きになるケースも。旅館タイプなら1泊2食付き8,000〜12,000円が相場です。
持ち物チェックリストとよくある失敗

富良野の7月は日中25〜30℃まで上がる一方、朝晩は15℃前後まで冷え込むことがあります。「薄着で行って朝のファーム富田で震えた」「虫よけを忘れてブヨに刺された」というのはよくある失敗談です。
UVカットの薄手パーカー
UPF50+の薄手パーカー(2,000〜4,000円)なら、日中の紫外線対策と朝晩の防寒を1枚で兼ねられます。北海道の7月は日差しが強く、日焼け止めだけでは腕や首回りが焼けやすいため、羽織ものがあると安心でしょう。
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1,380円 (税込)
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1,780円 (税込)
防水トレッキングシューズ
ラベンダー畑は土の小道を歩く場面が多く、雨上がりにはぬかるむことも。軽量の防水シューズ(3,000〜6,000円)を履いておけば、足元を気にせず散策を満喫できます。
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4,680円 (税込)
虫よけスプレー
自然豊かな富良野の7月は蚊やブヨが多い季節です。ディート配合の虫よけスプレー(500〜800円)を携帯しておくと、屋台や売店エリアでの休憩時にも重宝します。
富良野の屋台・グルメと名物ガイド
ラベンダー観光とセットで味わいたい富良野グルメを厳選しました。
- 富良野メロン(1玉1,500〜3,000円): 7月が旬。カットなら1切れ300円〜で手軽に楽しめます
- ふらのワイン(1本1,200円〜): ふらのワイン工場では無料試飲ができます
- 富良野オムカレー(800〜1,200円): 市内10店舗以上で提供。ふらの牛乳と地元野菜がポイント
- ラベンダーソフトクリーム(300円): ファーム富田の名物。ほんのり紫色で花の香りが漂います
- 焼きたてメロンパン(350円): ファーム富田の屋台コーナーで購入可能
よくある質問
Q. ラベンダーの見頃が過ぎた場合でも楽しめますか?
7月下旬以降は遅咲きの「はなもいわ」がラベンダーイーストで見頃を迎えます。ファーム富田では彩りの畑のポピーやマリーゴールドが8月中旬まで咲いているので、ラベンダー以外の花畑も十分に見ごたえがあるでしょう。
Q. レンタカーなしでラベンダー畑は回れますか?
JR富良野線の「ラベンダー畑駅」(臨時駅・7月のみ運行)からファーム富田まで徒歩約7分です。ただし1日4〜5本の限られた運行のため、時刻表を事前に確認して計画的に動く必要があります。
Q. 富良野と美瑛は1日で回れますか?
レンタカーがあれば、午前にファーム富田とラベンダーイースト、午後に美瑛の「青い池」「四季彩の丘」を回る1日コースが定番です。富良野〜美瑛間は車で約30〜40分。各スポットで1〜2時間は滞在したいので、朝8時台に出発するのが理想的です。
Q. 航空券の予約はいつがベストですか?
スカイマークの前割は搭乗3日前まで購入できますが、7月の連休前後は安い席から埋まっていきます。45〜60日前(5月中旬〜6月上旬)の予約が、価格と空席のバランスが取れたベストタイミングといえます。
Q. 宿泊エリアはどこがおすすめですか?
ファーム富田へのアクセス重視なら中富良野町周辺、飲食店の選択肢を求めるなら富良野駅周辺が便利です。ホテル・旅館では富良野プリンスホテル(1泊8,000円〜)が知名度No.1ですが、コスパを重視するならペンション街がおすすめです。
Q. 富良野旅行の注意点を教えてください
ありがちな失敗は「7月の北海道だから涼しいだろう」と油断すること。日中は30℃近くなる日もあるため、帽子と日焼け止めは必携です。夕方以降は急に冷え込むので、薄手の羽織ものも忘れずに持参してください。
紫色の絨毯を見に行こう
富良野のラベンダー畑は、一面の紫色と甘い香りに包まれる特別な体験です。見頃の7月中旬を狙い、スカイマークやPeachの早割と格安ペンションを組み合わせれば、1人あたり3万円台からの旅が実現します。まずは航空券の空席状況をトラベルコやスカイチケットでチェックして、お得な便を押さえるところから始めてみてください。ファーム富田の公式サイトで開花状況を追いかけながら、ベストなタイミングで紫色の絨毯を満喫しましょう。
